先週金曜日岐阜県公立高校の合格発表があった。
今年度はなんとか全員を第1志望校に合格させたい。毎年思うことではあるが、息子と同じ年の学年ということもあり、その想いはとりわけ強い。
彼らを合格させたい一心でこの1年頑張ってきたといっても過言ではない。その思いに子供たちもついてきてくれた。
一足早く発表があった大学入試は国公立志望の子が皆前期で現役合格を決めてくれた。名古屋大学や岐阜大学、三条市立大学現役合格おめでとう!
今年はいける。高校入試より大学入試の方が遥かに倍率が高い。それを全員がくぐり抜けた。
10時過ぎ岐阜北高校合格!の連絡を皮切りに次々と連絡が続くかと思われたが…その20分後不合格連絡が来た。
全員合格とはならなかった。
岐阜高校全員合格。岐阜北高校全員合格。おめでとう。叡智を極めよ。
長良高校合格。部活と勉強の両立頑張れ。
嬉しい気持ちはもちろんある。
しかし、すぐに不合格の生徒のことが頭をよぎる。どんな思いで今いるのか?うまく切り替えられるだろうか?もっとしてあげられた事はなかっただろうか?後悔の気持ちが次から次へと溢れてくる。
その生徒は最後まで精一杯頑張った。苦手教科と正々堂々戦った。胸を張っていい。悔しい気持ちでいっぱいだろう。どうかその思いを3年後の大学受験で晴らしてほしい。努力することが無駄になる事は絶対ないから、どうかそのことだけは理解してほしい。いっそ高木のせいに全部してくれていい。だからいつものように前向きに明るく高校生活を送ってほしい。いつかこの悔しい経験を良い経験だったと語れるような高校3年間を過ごしてほしい。
来年度こそは絶対に全員を第1志望の高校に合格させたい。この悔しさを胸に今年1年できることは全てやる。